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おいも★にっき

猫エイズキャリアのねこ、おいも。おいもが元気に20歳(はたち)をむかえるまで書き続ける日記です。先住猫は9歳の黒猫、ソラ。

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2013年7月5日。午後7時ごろ、当時家を建替え中で仮住まいをしていた家のそばで一匹の仔猫に出会いました。見かけたことのない毛足の長い仔。近づいても逃げず、その見た目からどこかの飼い猫かなと思われたのでひとしきり撫でてから帰宅。その後、一時間ほどして娘が会社から帰宅。まだあの仔猫が道端にいたとの報告を受け、保護しました。薄暗がりでよく分からなかったのですが
保護してみたら毛はよれよれ、ガリガリの生ごみ状態。目は両目とも白濁。家には先住猫、箱入り息子ソラがいるので正直「あちゃ~やばいわ~。」あわてて近くの獣医さんに時間外で診てもらいました。月齢3ヶ月くらいの女の子。目は猫風邪をこじらしたことによる角膜の癒着。人なれしているので飼われていたんじゃないかとのことでした。なにはともあれ、出会ってしまいました。どうしようとおろおろしながらも新しい生活のスタート。名前は先住猫ソラ(男の子)の妹、見た目の色が焼き芋っぽい、で「おいも」
一緒に生活し始めて五ヶ月。あの「生ごみ」もすっかりもふもふのきれいな仔猫に変身。目は角膜癒着の切開手術を受けましたが、白濁が瞳の中心に残っています。それでもちゃんと見えてる。先住猫ソラとはつかずはなれず・・。元気一杯の日々でしたが、おとといから嘔吐がひどく、あわてて病院へ。腸の動きが悪いとのことで脱水防止の栄養注射、腸の動きをよくする&吐き気を抑える注射、抗生剤注射と別途吐き気止めをもらって帰宅。一旦落ち着いたものの翌日も嘔吐を繰り返し、食事をまったくしないので再度病院へ。私が勤務中だったので娘が連れて行ってくれました。
血液検査と点滴。血液検査で、FIV(猫エイズ)感染していることがわかりました・・・。エイズ自体の発症はありません。(血液検査でわかります。)が現在、猫エイズに有効な治療法はありません。人間と同じ。治らない。まさか。どうして。信じられない。不安と絶望。どうしたらいいのかわからない。そんな中で、すこしでもおいもとすごす時間を無駄にしないよう、日記を書くことにしました・・・おいもが元気にはたちをむかえるまで。

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おいもです!!
おいもは嘔吐の治療のため、金曜日から入院。仕事帰りに病院へ。娘から大体は聞いていましたが先生から詳しい説明を受けました。猫エイズは治りません。でも、気長に付き合っていく慢性疾患としてとらえて、早め早めの処置をすることによって天寿を全うさせてあげられる、一説にエイズは寿命に関係ないとまでいわれていますとのことでした。エイズは進行の遅い病気なので発症前に寿命を迎えることはそう珍しいことではないそうです。「イしンターフェロンの注射もあります。そう重篤にとらえずにいっしょにがんばりましょう。我々も全力を尽くします。」との先生の言葉にただ涙。入院しているおいもは点滴を大人しく受けて、のんきにあくびをしていました。呼びかけると小さな声でお返事。現在の病状は、誤飲?もしくは猫回虫(木曜日に病院へ便ももっていったら・・いた)によるものかもということで、虫下しを飲ませてくれました。(金曜日は虫そのものを吐くほど)それですんなり収まってくれればいいなあ。家に帰ってから二人の娘、夫とともにおいものいない寂しさになんともいえない気持に。今は病院にいるってわかるからいいけど、もし・・耐えられない。やっぱり爆弾をかかえていることにはかわりないんですから。何時何があっても、と考えると、どうしたらいいのかわかりません。いまわかっていること、しなければならないことは、何があっても逃げない、目を背けない。しっかりと向き合うこと。でも・・つらい。

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今日のおいも。昨日よりだいぶ元気になりました。顔を見ると鳴きながら寄ってきてすりすり。前足向かって右にはまだ点滴の管。気になるみたいでした。嘔吐は止まっていますが、ごはんはまだ全く食べないそうです。「点滴しているからおなかいっぱいなのかな~」と言ったら、「点滴ではおなかいっぱいにはなりません。普通にすきますよ。」と先生に冷静に突っ込まれてしまいましたwケージの表札。猫エイズキャリアの表示が哀しい。ほかの入院猫さんからは離れて隔離されています。それでも普通のケージだからまだ救われます。この前にはICUのケージがあります。完全に個室。そこでないだけでもいいのかもしれません。もちろん入院している猫さん、犬さんがいました。がんばって!一日も早くみんなよくなりますように。おいもはごはんを食べられるようにならないと退院できません。家にいたときはほんとうによく食べていました。J-Catというのは日本猫。おいもでも日本猫。目はまだ白いですね。目薬、さしてもらっているのかな。具合が悪いときはお休みかな。それにしても痩せちゃった。

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今日は先住猫ソラを動物病院へ。血液検査のためです。ソラとおいも、仲良くはないですが、激しくケンカをすることもないので大丈夫だとは思うのですが、やはり検査は必要です。ソラは去勢手術の時に一度検査済み、FIV感染はありませんでした。とにかくびびりのソラ。キャリーに入れたとたんにちびるし、車のなかでも鳴きっぱなしだし、これぞまさしく猫、と言う感じ。でも検査のときはびびりMAXで暴れることもなくすんなりと採血させてくれました。血をとりながら先生が、肉球をぷにぷにして「汗かいちゃってるねー」と。びびり汗をかいていたソラ。確かにしっかり湿っていましたw待つこと15分。先生が待合室に出てきてくださり、検査結果を説明してくれました。結果は陰性。よかった!同行していた娘が、「おいものときは呼ばれて診察室へいったんだよ。」そうですよね。ほかのペットたちが居ても感染してなければ待合室でどうどうと説明できるし、感染していたらそうもいかない。ちょっと淋しい気持になりました。今日のおいもはすこしご飯を食べるように。でも食欲増進剤を点滴に混ぜて、です。人間もそうですが、何よりも経口で栄養をとるのが一番。とにかく先生にお任せして一日も早い退院を願うばかりです。でも下痢をしたとのことでまだまだ要注意。顔を見ると必死になって側に寄ってくるおいも。置いて帰るのはつらいなあ。家に帰ってもため息ばかり。ほんとうに、ひっそりしちゃいました。

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今日のおいも、点滴がはずれていました。ぼちぼち食べ始めたとのことですがまだ午前中は下痢。これで下痢がおさまってくれればいいんだけど。面会に行くと家では聞いたことのないような大声で鳴きます。ケージのすきまから手をいれるとすりすり。早く帰りたいね。毎回面会に行くたびに入院している猫さんたちが入れ替わっています。昨日はおいもの鳴き声に反応してうしがえるみたいに「ぶお、ぶお」ってなく猫がいて思わず吹いたw、ら、先生が入院猫さんたちの紹介をしてくれました。(ウける。)昨日とメンバー総入れ替えで、今日は12歳の糖尿病の猫さん、17歳でご飯食べない猫さん(点滴してた)去勢手術の小さい子ちゃん。とりわけおいもの鳴き声はダントツだそうで、「まあ、それだけ元気になってきたっていうことですけどね。」おいもの担当の先生、一見ごく真面目な30代ぐらいの男性ですが真面目な顔をして結構つっこむ発言をするので面白いです。先日もおいもを見ていたら、やたらまおまおなく猫さんがいて、先生がおいもの状態を説明していたら「・・・という状態ですね。・・君はうるさい。」とその猫さんのケージをぱたぱたはたいてたというwうちのおいもも誰かほかの人が面会に来たとき鳴いてたらそう言われているかもw
明日も面会にいったら猫さんたち、入れ替わっているのかな。おいもは一番隅っこに隔離されているけれど。

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